チェコスロバキアン・ウルフドッグ

オオカミ犬とは?日本でもブリーダーを介して子犬から育てられる?

オオカミ犬は、ほとんど日本では見かけることがありませんが、世界的にはとても有名で人気の高い犬種です。オオカミと聞くと攻撃的なイメージがありますが、オオカミ犬とはどんな犬なのか、ブリーダーを介して子犬から育てられるのかを調査しました。

みなさんはオオカミ犬と言う犬をご存知ですか?

オオカミ犬とは、シェパードやハスキーなどの犬種とオオカミを交配して誕生した犬の事を言います。

人間に従順で良き相棒として、全世界で飼われている様々な犬種の祖先はオオカミと言われていますが、度重なる品種改良により日常的に接することのある犬たちは、ほとんどオオカミの特徴はありません。

今回はオオカミ犬とはどんな犬なのか、子犬から育てられるのかも解説していきます。

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オオカミ犬とは

2頭の狼

先ほども解説した通り、オオカミ犬とはシェパードやハスキーなどの犬種とオオカミを交配して誕生した犬種で、今現在ジャパンケネルクラブ(JKC)で公認されているオオカミ犬は2犬種のみです。

サーロスウルフホンド
チェコスロバキアン・ウルフドッグ

この2犬種以外にも、オオカミ犬と呼ばれる犬種は存在しますが、純血種として公認されていません。

これは日本では、ほとんどがアメリカやアラスカなどから輸入される事が多く、ウルフドッグと他の犬種の交雑種であることから、JKCではこの2犬種以外は公認に至っていないと言われています。

サーロスウルフホンド

サーロスウルフホンドとは、オオカミとジャーパンシェパードの交配によって誕生した犬種です。

非公認のオオカミ犬を含めても、オオカミ犬の中で特に人気の高い犬種と言われています。

原産国:オランダ
体重:35~41㎏
体高:60~75㎝

日本でも警察犬として有名なジャーマンシェパードは、元々戦地でも優秀な軍用犬として採用されていました。

このことからサーロスウルフホンドも、軍用犬や救助犬として期待され交配された犬種でしたが、オオカミの持つ臆病な面が強いため軍事に適していませんでした。

臆病なだけでなく、警戒心が強くしつけがしづらい面も持ち合わせており、救助犬や使役犬としての活躍も難しく、またコストもかかるため普及することはありませんでした。

その後、オオカミのような美しい容姿と身体能力の高さから再び脚光を浴び、現在ではショードッグやスポーツドッグとして人気があります。

サーロスウルフホンドは、オオカミの血を4分の1受け継いでいると言われており、気難しい性格をしていることから、ブリーダーやトレーナーと言った熟練者向けの犬種と言われています。

チェコスロバキアン・ウルフドッグ

チェコスロバキアン・ウルフドッグとは、1955年にチェコスロバキアのオオカミであるカルパチアウルフと、ジャーマンシェパードを交配させて誕生した犬種です。

原産国:旧チェコスロバキア
体重:20~26㎏
体高:60~65㎝

サーロスウルフホンドより体重は軽く小型ですが、持久力が非常に高い犬種です。

元々、ジャーマンシェパードよりも優れた軍用犬を作る目的で誕生した犬種であり、実際にチェコの特殊な軍事作戦に特殊部隊として使用されたこともある犬種ですが、今現在では、牧畜や狩猟だけでなく捜索や救助犬としても活躍しています。

サーロスウルフホンドよりも、飼いやすく社交的な性格をしておりオオカミよりも犬の特性が強いため世界的にも人気の犬種ですが、やはりオオカミの遺伝子を色濃く受け継いでいることから、熟練者以外ではしつけや扱いが難しい犬種です。

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オオカミ犬を飼うには

他の犬種に比べオオカミの血を濃く受け継いでいるオオカミ犬の飼育は、初心者には難しいだけでなく日本で飼育する場合、地方自治体によって特定犬に指定されているため飼育には地方自治体の許可が必要な場合があります。

これらの要因があり、日本でも500頭前後しか存在していませんが、オオカミ犬専門のブリーダーや輸入代行業者を使って飼育することが可能です。

しかし日本国内でオオカミ犬のブリーダーは少なく、特に上記で紹介した2犬種の場合、日本にブリーダーがいないため海外から輸入する手段しかありません。

一般的に日本で飼育されているオオカミ犬は、ハイブリッドウルフと呼ばれるオオカミの遺伝子が少ない犬種です。

オオカミ犬を子犬から育てられる?

狼の休息

ブリーダーや輸入代行業者を使い、地方自治体に届け出をすればもちろん日本でも、オオカミ犬を子犬の頃から飼育することは出来ます。

オオカミ犬は日本では約30~50万円の価格帯でブリーダーから販売されている事が多く、年齢や被毛の色などによって価格は異なりますが、オオカミの血が濃いほど価格が高くなる傾向にあります。

次に、子犬からオオカミ犬を育てる場合の注意点を解説していきます。

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飼育スペースや時間の確保

日本でも大型犬や超大型犬を飼育されている方は多くいますが、広い敷地がないと特にオオカミ犬の飼育は難しいと言われています。

オオカミ犬は、オオカミの特性が強く身体能力が高いだけでなく持久力もあるため、日常的に広い敷地内で運動をさせる必要性があります。

マンションやアパートの多い都会での飼育は難しく、一戸建てであっても隣家が近い場合には飼育することが難しいと言えます。

運動不足になる事で、無駄吠えや噛み癖などの問題行動を起こしてしまったり、ストレスが溜まることで攻撃的になる可能性が高く、飼い主さん自身がオオカミ犬と一緒に過ごす時間を多く確保し、飼育スペースも広い場所を用意する必要があります。

しつけが重要

オオカミ犬は、他の犬種と比較すると警戒心や自立心が強く高い知能を持っています。

またオオカミは群れで暮らす動物のため、他の犬種よりも仲間意識が強くよそ者を受け入れる事を苦手としています。

自立心が強い子は自分で考え行動することが得意なため、時には飼い主さんの指示を無視することがあるだけでなく、しつけそのものが難しいため身体能力の高いオオカミ犬をコントロール出来ないと最悪の場合、事故に繋がる可能性が高く危険です。

オオカミ犬のしつけは、他の犬種と同じようにしつけるだけではコントロールが難しいため、生後3週目頃から一貫したしつけをすることが必要不可欠です。

攻撃性の強さを不安視される方も多いですが、本来人間の指示を守り使役犬などとして活躍しているオオカミ犬は、とてもリーダーに忠実な動物です。

社会化期と呼ばれる生後12週目頃までは、どの犬種にも性格の形成やしつけを行う時期として重要ですが、オオカミ犬とはどんな犬種なのかをよく理解し、他の犬種よりも徹底したしつけが必要と言うことを忘れないようにしましょう。

まとめ

オオカミの遺伝子を色濃く受け継ぐオオカミ犬は、攻撃性や警戒心の強さから飼育は容易ではありませんが、一度心を許すと飼い主さんに忠実でとても利口な犬種です。

どの犬種にも言えることですが、その犬種ごとのルーツや性質、性格を飼い主さんが理解し愛犬に合ったしつけや飼い方をすることが重要です。

日本ではほとんど見かけることがないオオカミ犬には、他の犬には全くないユニークな性格を持っており魅力的な犬種です。

飼育を検討されていらっしゃる方は、ぜひこの記事を参考にオオカミ犬とはどんな犬なのかなどを参考にしてください。

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