芝生にいる犬

大型犬がかかりやすい病気は?その原因と気をつけるべき行動

身体が大きく一見丈夫そうな大型犬ですが、大型犬だからこそかかりやすい病気というものもあります。愛犬の健康のためにも、かかりやすい病気の症状や対策、また予防法について、詳しく学んでいきましょう。

大型犬には特有の身体的な特徴や生活スタイルが原因で発症する病気がいくつかあります。

大型犬と聞くと中型犬や小型犬よりも丈夫なイメージがありますが、実際はその逆で身体的な負担が大きいためその分寿命も短めなのです。

そこで、大型犬がかかりやすい病気やその症状について一緒に考えていきましょう。

大型犬ってどんな犬?

フラットコーテッドレトリバー

そもそも大型犬とはどんな犬なのでしょうか。

体の大きさや犬種によって小型犬・中型犬・大型犬と分類されがちですが、実は明確な基準や定義はありません。

しかし、体重が25〜30kg以上体高が50〜60cm以上のサイズがある犬が一般的に大型犬と認識されています。

犬種で言うとラブラドールレトリーバーゴールデンレトリーバー秋田犬などが挙げられ、グレートデンセントバーナードなどは超大型犬と言われることもあります。

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大型犬がかかりやすい病気の原因や症状、対応策は?

それでは大型犬がかかりやすい主な病気について3つ紹介します。

中には見かけでは判断しにくいものがあるためその症状や原因、対応策についても日頃から注意しておく必要があります。

大型犬が注意すべき病気その1:骨肉腫

大型犬にかかりやすい病気の一つとして骨肉腫が挙げられます。

骨肉腫とは骨に癌や腫瘍などが出来る病気で、主にシニア犬と呼ばれるようになる7〜8歳以降に発症しやすい病気となります。

足の骨にできやすく、ひどい痛みや腫れを伴うため通常の歩行が困難になる、足を引きずるといった症状を示します。

患部を軽く触るだけでもひどい痛みが伴い嫌がってしまうため注意が必要です。

骨肉腫は一度発症すると自然治癒はしないため、対応策としては患部の切除手術が必要となります。

また、骨肉腫は癌の一種であることから他の箇所に転移しやすい病気で一度発症したら脚全体を切除するか放射線治療で徐々に腫瘍を摘出する方法が一般的です。

具体的な発症の原因は今のところはっきりしていませんが、遺伝的要因が強いとされているため予防することは難しいです。

大型犬が注意すべき病気その2:胃拡張・胃捻転

胃拡張胃捻転おも大型犬がかかりやすい病気の一つです。

胃拡張や胃捻転とは食後の激しい運動や食べ過ぎ、またドックフードの消化不良によって起こる病気で、胃に大量のガスが溜まることによって胃が以上に膨らみねじれてしまいます。

症状としましては、ヨダレが大量に出る、お腹の辺りが以上に膨らむ、吐き気を催すなどが挙げられます。

こういった症状を長期的に放置しておくと正常な消化活動が妨げられ、心臓などの臓器が膨張した胃によって圧迫されることによって壊死を起こし最悪の場合には死に至る病気です。

そのため、早急に動物病院に連れていき外科手術で胃を正常な位置に戻す必要があります。

胃拡張や胃捻転は日頃の食事の仕方を改善することによって予防することができ、一回の食事量を減らし複数回に分ける食後の激しい運動は避ける消化の良いドックフードを与えるなどが効果的な手段です。

大型犬が注意すべき病気その3:股関節形成不全症

股関節形成不全は犬種問わずかかる病気ですが特に大型犬の発症リスクが高いです。

股関節形成不全は2歳頃までの成長期にある犬がかかりやすい病気で、骨盤と太ももの骨が成長する段階において異常を起こし股関節の骨が変形してしまう骨の病気です。

股関節形成不全症になると股関節に炎症が起き常に痛みや腫れを伴うため通常の歩行や階段の上り下りなどの単純な動きに支障が出てしまいます。

特に肥満気味の犬、大型犬の犬は骨にかかる体重の負担が特に大きいため発症しやすいと言われており、そのほとんどが遺伝によって発症します。

そのため、肥満にならないように運動や食事に気をつけるほか予防法はありません。

軽度の症状の場合内科的治療で炎症を抑えながら徐々に症状を和らげることができますが、長期間放置し症状が悪化してしまうと外科手術が必要となる場合があります。

大型犬がかかりやすい病気の予防法

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以上の3つが大型犬がかかりやすい病気になります。

それでは、それらの病気の予防法も含め大型犬が健康的な生活を送るために普段から気をつけたいことについて一緒に考えていきましょう。

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大型犬がかかりやすい病気は避けられない?

大型犬がかかりやすい病気の殆どは遺伝が関係しているため予防をすることが難しいです。

特に骨肉腫や股関節不全症などの病気は発症してから長期間放置しておくと歩行や移動などの日常生活にも支障をきたすことになるため、いかに早く発見し対処するかということが重要になってきます。

そのため、散歩や運動をさせる際に注意深く愛犬の歩き方や動き方を日頃から観察し何か少しでも異変が見られたらすぐに専門機関に連れて行くことをオススメします。

免疫力アップのための生活習慣を心がけよう

骨肉腫による癌や炎症というのは悪性な腫瘍によって深刻化する場合があります。

完全にそれらを防ぐことはできませんが、犬の免疫力を高めることによって悪性腫瘍の発生や症状の悪化をある程度抑えることはできます。

免疫力アップのために必要なことは非常に単純で、栄養バランスの取れた食事や食事の方法・回数の改善、また日頃からの適度な運動が効果的です。

特に大型犬は身体機能を維持するために他の犬種よりもより多くの運動量を必要とします。

そのため、散歩だけではなくドックランや犬専用の施設に連れていき運動をさせることも重要となります。

大型犬がかかりやすい病気の原因と症状|まとめ

今回は大型犬がかかりやすい病気の原因と症状について詳しく紹介してきました。

骨肉腫、胃拡張、そして股関節形成不全症などが主に大型犬が発症しやすい主な病例として挙げられます。

ほとんどの病気は遺伝的な要素が大きいため完全に予防することは難しいです。

またそれらを長期間放置しておくと日常生活に支障をきたし、最悪の場合には命にかかわることもあります。

症状を悪化させないためには早期発見や医療機関での受診が一番ですが日頃からの食事管理、そして適度な運動が必要不可欠となります。

以上で紹介したことを参考に愛犬といつまでも健康的な生活が送れるように健康管理に努めましょう。

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