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ユタプレーリードッグの寿命と、病気のサイン・予防法を解説!

動物の寿命は種類によってさまざまです。今回は【ユタプレーリードッグ】の健康維持に必要な情報や長生きのコツを紹介します。平均寿命や長生きのために必要なことを知り、ペットとできるだけ長く一緒に居られる環境を作りましょう。

ユタプレーリードッグの寿命はどれくらいなのでしょうか?

もちろん、ペットにはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。

そこで、ユタプレーリードッグのかかりやすい病気やその予防法、ペットの種類に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。

ユタプレーリードッグの画像

ユタプレーリードッグの平均寿命はどれくらい?

日本に多く浸透しているのはオグロプレーリードッグですが(※2003年以降は輸入禁止)ユタプレーリードッグはアメリカにおいて絶滅危惧種に指定されています。

北米にはそもそも七種類のプレリードッグが存在していたこのの、二種は既に絶えてしまい現在は5種のみ存続しています。

ユタプレーリードッグはその5種の中でも、一番身体が小さいプレーリードッグです。

寿命は野生ならば3~4年、飼育されているならば7~8年と他のプレーリードッグと変わりません。

しかしユタプレーリードッグも絶滅寸前だという大きな問題を抱えています。

ユタプレーリードッグの寿命と長生きするコツ

ユタプレーリードッグは1880年から害獣として駆除の対象と見なされています。

何故なら牧草地において、家畜が彼らの巣穴で足を折るといった怪我のなどの事故や、入植者達の畑を荒らすなどの被害を招いていたからです。

1920年代に入ると、ユタプレーリードッグは本格的に撲滅運動の対象になりました。

その結果1972年には頭数は98%も減り、わずか3300ほとになったほどです。

しかしながら翌年の1973年には連邦政府の絶滅危惧種リストに載せられ、そして1981年には9332にまで何とか頭数は増えました。

するとまたユタプレーリードッグによる被害が拡大しはじめ、再び撲滅運動が始まり以降は増えたり減ったりを繰り返し、2005年には二度目の大幅な減少が報告されました。

そこで保護団体による「ユタプレーリードッグの脅威」から「ユタプレーリードッグの絶滅の危機」の声明が出されました。

とはいえ、どうしてもプレーリードッグは家畜の放牧、農業および土地開発には邪魔な存在だと嫌われました。

そこで米国連邦政府はこの問題を解決すべく、彼らの大規模駆除を禁止にし、民間私有地から連邦政府所有の公有地に移しそこの保護区にて彼らを生息させることにしました。

しかし種の回復に十分なバックアップがされず、予想のように数は増えていません。

このように野生のユタプレーリードッグは本来はその寿命は3~4年であるものの、長年駆除の対象であったためほとんどがもっと早くに死んでいます。

飼育されているプレーリードッグ自体は7~8年生きることができるとされており、その長生きさせる秘訣はプレーリードッグ特有の事故や病気に目を行き届かせることです。

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ユタプレーリードッグのかかりやすい病気は?

ユタプレーリードッグのかかりやすい病気はいくつもありますが、そのうちの一つは腸閉塞です。

リス科のプレーリードッグはそもそも何もかも噛んでしまう性質があり、異物の誤飲が多いのです。

もう一つは皮膚疾患です。飼育されている環境が高湿度であったり適切ではない餌等が主にその要因です。

味つけの濃いものなどといった不適切な給餌が続くと、プレーリードッグも犬猫同様に腎不全にもなります。

そして加齢と共に泌尿器系の病気も出てきやすくなります。

それは主に細菌が伴った膀胱炎、尿路閉塞、尿毒症です。

さらに自咬症もあります。

ケージやすのこなどのの隙間で挟んで損傷した爪を自ら噛み、そこの部分の外傷をより広げてしまうのです。

ユタプレーリードッグの病気のサイン

ユタプレーリードッグをペットとして一般家庭で飼えることはまずないはずですが、もし人間が飼育する場合、最もよく想定されるのがひまわりの種やフードおやつなどの与え過ぎて肥満にさせてしまうことです。

飼育されている個体は野生のプレーリードッグと比べると、どうしても運動量が少なくなります。

エネルギー消費が難しい中、つい甘やかして過剰に脂質糖質など摂取させてしまうと、脂肪肝にもなりかねません。

また脂肪肝により食欲不振に陥ると今度は摂取する食物中の繊維が不足する事態になってきます。

すると盲腸内細菌の異常が起こり、腸毒素血症になることもあります。

病気の予防法と対処法を紹介

ユタプレーリードッグの病気の対処法と予防法は、まずは正しい給餌というのがその基本です。

プレーリードッグは賢く世話してくれる人間によく懐きます。

おねだりもそてみせるため、ついつい可愛いと過剰な給餌をしてしまいそうになりがちです。

しかしあくまでも適切な量の餌を与えていれば肥満にはさせず、そこから様々な病気になるのも防げます。

また不正咬合はケージや異物を噛んだり打ったりして行ってしまいます。

すると噛み合わせが悪くなり歯の付け根部分の変形により腫れてしまい、鼻腔が圧迫され呼吸がしにくくなります。

この場合の正しい治療法は、専門家の間でも意見が分かれています。

また歯牙疾患や自咬症も多くみられるのですが、こういった病気の阻止としてはなるべく事故になりにくいケージ飼育の環境を考えてあげることが非常に大切です。

ストレスから異物や自分の身体(爪)を激しく噛むこともあるので、日頃から運動量を取らせてあげましょう。

様々な皮膚疾患の原因ともなりうる温度調整や飼育環境の手入れも重要です。

高湿度や高温低温に目を見張り温度調整を年中気をつけてやりましょう。

そしてシラミにも気をつけて多頭飼いの場合は、喧嘩による咬傷に注意しケージを分けるなどの工夫を行いましょう。

ユタプレーリードッグの老化のスピード

ユタプレーリードッグは、豊富な草本植物を持つ穏やかな土地を好みます。

彼らは十分な排水能力を持つ土壌に巣を作り、捕食者や温度などの環境要因から身を守る深さを作ります。

今日彼らはアメリカのユタ州中西部でしか生存していません。

しかし、大駆除が行われる1920年以前には南部や西部といった広範囲にユタプレーリードッグは生存していました。

彼らの毛皮は多色で、先端には黒、茶色、暗褐色の色合いがあります。

顔には、濃い茶色の頬と顎と口の白っぽい色合いがあります。

身体の大きさは典型的な大人のユタプレーリードッグの全身の長さをみると30.5cmから36.0cm、尾は3cmから6cmです。

大人のプレーリードッグは雄で0.77~1.41kg、雌だと0.64~1.13kgでプレーリードッグの中では小さいサイズです。

このようにユタプレーリードッグの雄は雌よりも27%大きいものの、シーズンによってその比率は異なります。

老化のスピードは緩やかにというよりも生後数年目に突如死期を迎えるといった方が正しいかもしれません。

ユタプレーリードッグの老化に伴う外見の変化

ユタプレーリードッグはユタ州にのみ生息する種で、体長はやや小ぶりです。

現在では個体数が少なく、絶滅危惧種に認定されています。

何故ならばプレーリードッグは巣穴周辺の草が自分たちの視覚を遮るだけ生え伸びると、視界確保の為に草を刈り取り、草原が荒れてしまうのです。

また彼らの巣につまずき怪我をする家畜も多く、農家に非常に嫌われ駆除をされてきたからです。

よく土を掘るということで前足は非常に発達してたくましいです。

周囲を見張る時は見張り当番が後脚で立ちます。

コヨーテなどの天敵がやってくると見張り当番はイヌのように鳴き、仲間に危険を知らせます。

ユタプレーリードッグは縄張り意識が高いので、雄同士が鉢合わせするとお尻の臭腺から臭い匂いを吐き出し、お互いに威嚇し合います。

一方で口同士の接吻を交わしたり抱き合うという交流も行います。

シニアになってもそういった習性は何も変わらず外見上も特に違いは見当たりません。

ユタプレーリードッグの外見の変化

歳を重ねたペットにおすすめの食べ物は?

ユタプレーリードッグは主に草原動物で、非常に草を好みます。

主にカロリーが低く繊維質の多いイネ科の牧草を食べるのを好みます。

そして草に付着した土や虫なども口にしミネラルの栄養分も取り入れます。

彼らにカロリーの高い食物も食べますが、それらは嗜好性が強いものの、それらをあまり食べ過ぎるのはプレーリードッグの健康には良くありません。

彼らは降水の少ない地域に生息するため、水を飲む代わりに食物から水分を摂取します。

シニアになってもそれは変わりません。

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ストレスをかけないために飼い主が出来ること

ユタプレーリードッグは多胎児行動を示し、繁殖は一般的に3月中旬から4月上旬にかけて起きます。

彼らは広大な地下トンネルといわゆる部屋を造り(掘り)上げます。

そしてそれぞれの町は、「クラン」と呼ばれる、とても広大なプレーリー・ドッグ・ファミリー・グループのメンバーで構成され、夜明けから夕暮れまで行動します。

このように野生のユタプレーリードッグはシニアといえども非常に活動的です。

人工飼育する場合はそれなりに工夫し、運動不足としなければなりません。

ユタプレーリードッグの寿命に関するまとめ

北米の5大プレーリードッグの中でも最も小さいユタプレーリードッグは、脚を使い土を掘り起こし草を食いつくすため様々な危害をもたらしたため、長年駆除の対象の害獣扱いをされてきました。

よって絶滅寸前にまでいきました。

現在はアメリカ南西部の公有地で保護動物として飼育管理されています。

プレーリードッグ自体、飼うととても賢くよく懐きます。

おやつをおねだりして名前を呼ぶと反応し、とても甘えて喜怒哀楽も見せます。

穴を掘る習性から頭突きもよくやります。

しかし噛んでくるととても痛いですし何でもかじろうとするので目が離せません。

大変な面も多いのですが、プレーリードッグは愛情を持って世話をするととてもいいペットになってくれることでしょう。

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